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まさかのグラトニー×リン 18禁

うん、わたし何がしたい。
まさに異世界、という言葉の似合う太陽の光を一切遮られた広い牢獄のような場所。
足元を這いずる不気味な気配に慣れた振りをし退屈をしのぐつもりでコツコツと履き慣れない靴を鳴らし歩き回るが、行けども行けども同じ景色にまた退屈に思うばかりだ。

せっかくグリードから身体を(一時的にだが)取り返したというのに。
歩き回ってるせいで腹も減ってきた。体内にホムンクルスを取りこんだおかげで前みたいに行き倒れる事は無くなったが、それでも飢えは襲ってくる。簡単に言うと口が寂しい。
そんな事ばかり考えているうちに謎の空腹感ばかりが頭を支配してしまって、溜息をついてとうとう座り込んでしまった。
しばらくうずくまって小さくなっていると、一面を蠢く不気味な気配と似たような、決して快くない気配が近づいてくる。おまけにどすん、どすんという足音も一緒に。
「グリード、グリード」
「あ、…グラトニー?」
ただでさえ薄暗いのにさらに深く覆われた影からぬっとでてきたのはグラトニーだった。
その事に理由は判らないが、安心感を覚えざるを得なかった。
「グリード、どうしたのー?」
精神年齢が異常に幼いのか、人造人間としてかなりの年月を生きているというのに、グラトニーは酷く幼い仕草で接してくる。
だからホムンクルスの中ではもっとも人懐っこいやつなんだろう。
ホムンクルスにされてからというもの、エド達や部下にも会えない日々の中で、敵同士だったとはいえおれが唯一心を開けるのが彼だった。
「グラトニー、グリードじゃないヨ。今はリン」
「リンー?糸目の?」
「糸目で悪かったネ…そう、リン」
不機嫌そうに言うと、彼はにぃっと笑った。
「リン、あそぼう!」

「ふふ、いいヨ?」

正直、グラトニーの事は嫌いじゃないというのが本心だった。
絡んでくるホムンクルスは彼だけじゃなかったが、グリードと話そうものなら最後には必ず口論になるし、ほかの奴らと居ても全くいい心地はしない。
グラトニーと居ると自然に笑顔になれたし、素直に楽しい。
本来憎むべき敵であり、それは今も変わらないという事さえ忘れてしまいそうになることもあった程だ。

ある日の事だ。
珍しくなんとかグリードから身体を取り返したのでグラトニーに会いに行った。
影の中を歩いて歩いて、やっと彼を見つけて久しぶりに笑う。名前を呼ぶとグラトニーが振りかえるが、いつもと様子がおかしい。
「グラトニー?」
彼の目線に合わせるようにしゃがんで顔を覗き込んでも、すぐに視線をそらして俯いてもじもじするだけだ。
「どしタ?きょうは遊びたくないノ?」
「りん、おでね、おで、」
「ん?」
「リンの事かんがえるとねー、へんになるの」
もしかして、と思った。
「……へんっテ?」
「ここがね、ふくらむの」
「ぁ…」
彼の、まるい指が差しているのは、男性器。
「おで、へん?おで、こわい」
あまりに不安がるから、とっさにやさしく彼の頭を撫でながらさとす。
「ううン、全然変な事じゃないヨ。男の子はね、好きな子の事考えるとみんなそうなるノ」
「ほんとー?」
すると少しは不安が解けたようで、いつものようにぱぁっと笑った。
「うン。グラトニーはおれの事、すき?」
「うん、うん!」
「そっカ。おれもね、グラトニーがだぁいすキ」
元気よく頷いてくれる彼が可愛くてたまらなくなって、ぎゅうっと抱きしめた。やわらかくて、あったかい。
しばらく抱いてやっていると、だんだん彼の性器が腹を押しのけて主張しはじめているのがわかった。
「りん、おで、また」
「いいヨ。おれにまかせて?」
恥ずかしさともどかしさにとまどっているグラトニーのやわらかい頬にキスをして、ズボンを下ろして飛び出た彼のぱんぱんに腫れた性器を両手で支えて、先端を口に含んだ。
「ぁむ、…んふ……ちゅ」
「あう…り、んっ。うぅぅ」
はじめて感じる快感にとまどって苦しそうに呻く彼にかまわず、一心に彼のをしごいて先端をちろちろと刺激してやる。
「んーっ。んーっ。ちゅる…んむ、ひ…ひもちぃ…?」
「きもちいい、きもちいい、おで、きもちいい」
口の中でむくむくと成長する彼のものが愛おしくて、貪るようにしゃぶると、彼がうわずった声でおれが与えた言葉をオウム返しのように繰り返す。
なんて、かわいい
彼が無意識のうちに腰を動かして、おれの喉をがんがん突いてくるのが苦しさより、嬉しかった。
「んぶぅぅ、んぐっ。んぐっ。んんんんっ…ん゛ぅー!!!!」
彼が気持ち良くなるように、追い上げるように扱いて先端を強く吸い上げると、
「りんんん!りん、りん、あうううう!!」
おれの頭をくしゃくしゃにして、何度も何度も名前を呼びながら口の中に大量の精子を注ぎ込んで果てた。
「けほっ。かはっ…ぁー…んく、」
口から溢れるグラトニーの精を飲み込んで、舌で彼の汚れた性器を綺麗に舐めるとぴくん、と震える。
「ー…りんー……うー…」
「あっ…グラトニーの……まタ…」
「ふぇ?なんでぇ?」
どうやら今の刺激で反応してしまったらしい。
「ねぇグラトニー…も、一回しよっカ?」
「いいのー?りん、くるしくない?」
あぁなんていい子。おれの事を心配してくれるなんて!
今この子が愛おしくてたまらない。この子のが欲しい。
「ふふ。今度はね、口でおしゃぶりしないんだヨ。ここに入れるノ」
そう言ってズボンを脱ぐと、期待でひくついた部分を指さす。
「ここひくひくしてるー」とグラトニーが不思議そうにそこをつつく。
「んっ…そだヨ、グラトニーのが欲しいよーっテ」
「おでのー?」
「そウ…見ててネ」
さっき口で受け止めきれなかった大量の精液をすくって、ひくつくソコにぬるりと指をさしこんで、くちゅくちゅとゆっくり中を掻き回す。
「ん、んっ…ふ…くぅ、あ、あ」
彼の精でそこはすぐに湿ってくぷくぷと悲鳴を上げだすのを、グラトニーを受け入れやすいように差し込む指を増やしてさらにほぐしていく。
グラトニーはというと人差し指を咥えてじぃっとそこを見つめている。
「やぁ…みない、デぇ…はぁ…はぁあ、ぁ」
「りんー…おで、も、がまんできない、いれたいぃぃ……」
気付くとグラトニーの性器は最初と比にならないぐらいに苦しそうに張りつめていて、先走りがとろとろと溢れそうになっている。
「ぁ…ご、ごめんネ……っ、もう…いれテ…」
あわてて指を引き抜いて穴を広げて見せると、グラトニーは餌を目の前にしてやっと「待て」を解かれた犬の様にそこに自身を乱暴にねじこむと、激しくおれの身体を突き上げる。
「りんっりんっうあああーっ。りん、きもちいいいい」
「ぎぃっ!あ゛ぁ、ぐら、ぁはあ、ぐらとニ、あひっ乱暴にしないデぇっ!!」
「うううう。りん、りん、ごめんなさい、りんっんんっんっ」
「あん!あ、あ、あ、激しっはげシ、ぃヒぃいぃんっ」
「あ゛ーーー。きもちいいよう、きもちいいよう、」
手加減を全く知らずに一心に腰を打ちつけるグラトニーにおれは必死にしがみついているのが精いっぱいだった。このままヤり殺されるんじゃないか、と思うくらい激しい。
「あんっあんっあんっあんっ!!!ぐら、とニっ、すキ、すき、すキぃぃ・・・・!!!」
「おでもおおおっ!おで、も、りんっすき!う゛あっ、あはぁっりんんん。りん。りん。」
うれしい。うれしい。グラトニーと一緒に気持ち良くなれるんだ。
言葉に表せないぐらいうれしくて、グラトニーをぎゅううう、と抱きしめた。
幸せと気持ちよさとで壊れてしまいそうだ。
「はひいいい!!いクぅ!おかしくなルぅぅうう!!!!ふああぁぁあはっあっぁあーーーーー…ッ!!」
「りんんん!!!りんんんんん・・・・・!!!!ぐ、う゛ぅうううううう!!!」

どくどくどく、とおれの中にたくさん彼の精が注がれるのがわかった。
最後に彼がぶるるっとかわいらしく震えたのを感じて、そこで意識が途絶えた。


次に目が覚めたらなぜかグリードにすごい怒られた。
グラトニーにあいたいな。

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